週末テレビをつければリフォーム番組花盛り、まさにリフォームブームである。 壁、柱を取り除き広い空間にする。床を壊して吹き抜けを造る。 確かに見栄えはいいが、建物の強度については疑問に感じる物も少なくない。 使い勝手優先になりすぎるのも考え物である。 さらに問題なのは、このブームに便乗してリフォーム業者が増えてきた。 この業界は現在野放し状態、つまり何の資格も登録もなしに商売が出来る(一定金額以内であれば)のです。 そんな業者が見よう見まねで専門知識もないまま工事をした場合、家を長持ちさせ財産を守る為のものが、反対の危険なリフォームになってしまうのです。 リフォーム工事で最初に行うことは、要望を聞くことだけではなくその家の現状を理解することだと考えています。 そのためには現状の図面を作成することです。 しっかりした設計図書(図面)があるお宅は良いのですが、築15年以上の家では図面がないお宅も多く、またあっても増改築の為、現状の図面はないお宅がほとんどです。 そこで リフォームの計画のある方もない方も現状の確認のために検査を受けることをお勧めします。
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