上棟 してから金物の取付け屋根下地と進み、外壁の下地として耐力面材であるダイライト を施工してサッシを取付ける。 なんとか12月中に屋根工事を完了出来た。(風雨が進入せずに、施錠できる状態になった) 年明けから、サイデイング工事、内部造作工事へと進んだ。 建物は不思議なもので、施工面積が小さくなればなるほど手間がかかる物で、その上この建物はレベル差あり、勾配天井ありの大変なもので、さらに嵐は収まったものの、相変わらず細かい変更はあるわで、内部工事は予定をかなりオーバーしてしまった。 内部仕上げ工事に入り、壁紙、塗装の色、照明器具などを決めてなんとか、仕上げ工事も完了した。 ちなみに壁紙のサンプルは通常5cm角ぐらいのものなので、なかなかイメージがつかみにくいので、メーカーに依頼して1メーター角以上の現物サンプルを取り寄せ現場に貼って確認してもらっている。 この時点で2月も終わろうとしていた。 2月26日から外構工事に着手。 ウッドデッキは細かい寸法を現場で打合せして、ほとんど節のないヒバの角材を製材し、加工組立て、浸透性の防虫防腐塗料を塗って仕上げた。 このウッドデッキだけでも1週間かかる。 システムキッチン、ユニットバス、給湯器などのメーカー担当者を呼び、取扱い説明をして、引渡し書類・保証書を渡し、仕上げクリーニングをして最後に畳を収めて引渡しとした。 引越しの前日に宿泊させてもらい風呂に3回も入った。 この風呂とデッキは日常生活から開放された癒しの空間 だと感じた。 建物の完成 である。
火山性ガラス繊維を基材にした面材ダイライトを使用し、通気工法としたものを、ダイライト構法という。 地震や台風に強く、防火性、腐食性にも優れた特性を持ち、在来工法と2×4工法の利点を併せ持つ構造である。 当社では、なるべくダイライト構法の採用を薦めている。
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